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12月の行事食や意味をご紹介します【冬至と大晦日】

12月の行事食の年越しそば
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12月の行事食とは

12月の冬至や大晦日には、それぞれに知られた行事食があります。

この記事では、12月の行事食やそれぞれに込められた意味をお伝えします。

12月の行事食 冬至

12月の行事食のかぼちゃ
冬至は、一年で最も昼の時間が短い日とされています。

一年でもっとも太陽の力が弱い日が冬至ですが、言い換えると冬至を境に太陽の力が強くなり、冬至を過ぎると運気も上昇を始めると考えられていました。

そして、冬至にこれからの「運」をつけるために「ん」がつく食べ物を食べると縁起が良いと言われていました。

また「ん」は一つではなく二つつく食べ物がさらに良いとされ、集められたのがいわゆる「冬至の七草」です。

冬至の七草にあげられるのは、蓮根・人参・銀杏・金柑・寒天・饂飩(うんどん=うどん)、そしてかぼちゃです。

かぼちゃには「ん」の字は入っていませんが、かぼちゃには「なんきん」という名前もあります。

冬至の七草の中で、特に知られているのがかぼちゃで、冬至に食べるかぼちゃを冬至かぼちゃと呼ぶこともあります。

冬至に「ん」が付くものを食べると、運が開ける・厄除けになるという意味があるとされていました。

もちろん、冬至かぼちゃにもそうした意味はありますが、かぼちゃが持つ意味は他にもあります。

かぼちゃは夏に収穫される夏野菜の一つですが、大きな特徴は保存できるということです。

冬は野菜類も少なくなり栄養も不足しがちですが、かぼちゃを保存しておけば冬の野菜不足を補うことができる。

そんな意味もあるようです。

冬至にかぼちゃには縁起担ぎという意味とともに、実情に即した意味もあるようです。

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12月の行事食 大みそか

大みそかの行事食としては、年越しそばが有名です。

大みそかは一年の最後の日。

一年の最後の日に、次の年に願いを込めて、細々でも良いので健やかな1年を過ごしたい。

年越しそばには、「細く長く」という意味が込められています。

ところで最近では年越しそばに対して、「太く長く」という意味が込められている年越しうどん。

「太く長く」という意味と、新しい年を寿ぐという意味を込めた、年明けうどんというものもあるようです。

年越しそばと比べると、まだまだ知名度は劣りますが、将来は新たな行事食になるかもしれないですね。

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まとめ

この記事では、12月の行事食やそれぞれに込められた意味をお伝えしました。

冬至かぼちゃも年越しそばも、これから迎える新しい年への願いという意味が込められているように思われます。

 
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