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目次
日本三大鍾乳洞とは
日本にはたくさんの日本三大○○があります。三大○○には確定しているものもあれば、様々な意見があり確定に至ってないものもあります。その中で日本三大鍾乳洞は概ねその場所が確定しているようです。
では、日本三大鍾乳洞とはどこにあるのでしょうか。
日本三大鍾乳洞を挙げると、
龍泉洞(岩手県)
龍河洞(高知県)
秋芳洞(山口県)
の3か所になります。
では、日本三大鍾乳洞の特徴を簡単に見ていきたいと思います。
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日本三大鍾乳洞1 龍泉洞(りゅうせんどう)
龍泉洞は岩手県岩泉町にあり国の天然記念物に指定されています。長さは3100mまでは確認されていますが、総延長は5000mを超えると推測されています。龍泉洞の魅力は地底湖。龍泉洞には複数の地底湖があり公開されていない部分もあるようですが、見学できる地底湖だけでも十分。龍泉洞の地底湖を見ていると思わず引き込まれそうになってしまいます。
ところで岩手県岩泉町は鍾乳洞の町。龍泉洞は有名ですが一般の人でも楽しめるように観光地化されています。なかにはこれに飽き足らない人もいるのでは?
そこでご紹介したいのが龍泉洞から約15㎞離れた安家洞(あっかどう)です。
安家洞は総延長23㎞超で、いまだに全容が明らかになっていない鍾乳洞です。安家洞は日本最長の鍾乳洞と言われています。見学できるのは入り口部分の550m。
一般の観光客も見学できますが、安家洞は入場料に含まれているヘルメットをつけての見学になります。
龍泉洞の魅力は地底湖、一方安家洞の魅力は鍾乳石。鍾乳洞が好きな人にとってはたまらないスポットです。
なお、安家洞では予約制の鍾乳洞探検ツアーも行われているようです。1日を鍾乳洞で過ごしたい方はこちらも魅力的ですね。
日本三大鍾乳洞2 龍河洞(りゅうがどう)
龍河洞は高知県香美市にあり、国の天然記念物に指定されています。鍾乳洞の総延長は約4㎞、そのうち1㎞が公開をされています。龍河洞の面白いところは約2000年前に弥生時代の人が鍾乳洞で生活していたこと。
そのとき使っていた弥生土器がそのままに残り、時間の経過とともに鍾乳石に取り込まれてしまっています。龍河洞は考古学的にも貴重な場所のようです。
見学のコースは、一般コース、暗やみ体験ツアー、また予約制の冒険コースが設けられています。冒険コースはそれなりに時間もかかりますが特に子供たちには大人気。一度は試す価値がありそうです。
一般コースの所要時間は約30分程度。ただし、駐車場から鍾乳洞入口までは歩道やエレベーターを使うので、見学も含めて最低1時間程度は確保しておきたいところです。
日本三大鍾乳洞3 秋芳洞(あきよしどう)
秋芳洞は山口県美弥市にあります。一般公開されているのは約1㎞ですが、総延長は約8.9㎞。
総延長約23㎞の安家洞(前述)、総延長約10㎞の大山水鏡洞(鹿児島県知名町)に次いで日本第3位の長さを誇っています。
秋芳洞の特徴はその広さで、場所によっては幅40m、高さ15mの巨大空間があります。また、鍾乳洞内は石灰によりつくられた段丘、石柱、石筍、鍾乳石などを様々に楽しむことができます。
なおコースは一般のコースの他、冒険コースなども設けられています。
秋芳洞は中の空間が大きいだけあって、鍾乳洞の様々な姿をじっくりと観察することができます。また照明をLED化しているので、より幻想的な風景を楽しむことができそうです。
秋芳洞は近くに大正洞(たいしょうどう)や景清洞(かげきよどう)など他の鍾乳洞、あるいは秋芳台など有名な観光スポットがたくさんあります。1日で巡るにはあらかじめの計画が大切になりそうです。
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日本六大鍾乳洞とは
日本三大鍾乳洞は龍泉洞、龍河洞、秋芳洞の3か所です。ところで、日本三大鍾乳洞にさらに3つの鍾乳洞を加えて日本六大鍾乳洞ということもあるそうです。日本六大鍾乳洞の由来は分かりませんでしたが、折角なので簡単にご紹介します。
日本六大鍾乳洞1 あぶくま洞
あぶくま洞は福島県田村市にあります。日本三大鍾乳洞に匹敵するという人もいますが、その特徴は美しさ。
公開部分は約600mとそれほどの長さはありませんが、鍾乳石の種類は豊富。またライトアップされ幻想的な美しさを醸し出しています。
日本六大鍾乳洞2 球泉洞(きゅうせんどう)
球泉洞は熊本県球磨村にある九州最大の鍾乳洞です。一般コースの他、探検コースなどもあり子供たちに人気があります。日本六大鍾乳洞3 玉泉洞(ぎょくせんどう)
玉泉洞は沖縄県南城市の観光スポット「沖縄ワールド」の中にあります。玉泉洞は全長約5㎞、公開されている部分は890m。玉泉洞の特徴は鍾乳石の数。その数は100万本以上と言われ、その美しさを称賛する人もたくさんいるようです。
まとめ
日本三大鍾乳洞は龍泉洞、龍河洞、秋芳洞の3か所。それにあぶくま洞、球泉洞、玉泉洞の3か所を加えて日本六大鍾乳洞。
鍾乳洞はどこでも同じという方もいるでしょうが、どうやら鍾乳洞には一つ一つに強烈な個性がありそうです。なかなか難しいですができるだけたくさんの鍾乳洞を訪ねてみたいですね。
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