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秋の綺麗な言葉をご紹介します
秋をイメージさせる言葉はたくさんあります。この記事では、秋の言葉で綺麗なものを文字数別にたくさん選び、それぞれの読み方や意味を簡単にお伝えします。
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秋の言葉で綺麗なもの 2文字
朝露(あさつゆ)
夏が過ぎると草花に冷たい露がつくようになります。朝露は、秋の朝の景色を言い表しています。
夜長(よなが)
秋の夜長と言われるように秋は夜の時間が長くなり、夏とは異なる静けさを感じたり、物思いにふけることが多くなります。秋思(しゅうし)
秋になると、ものさびしい思いを感じることが多くなりますが、これを文字で表したのが秋思です。錦秋(きんしゅう)
錦秋は秋が深まり、紅葉した樹木が色とりどりの綿織のように見える美しい景色を表現しています。紅葉(こうよう)・黄葉(こうよう)・落葉(らくよう)
秋が深まると、落葉樹の葉が色づいてきます。葉が赤く染まることを紅葉、黄色くなることを黄葉と言いますが、何れも秋の彩りを言い表す言葉です。
紅葉や黄葉が終わると、葉が散っていく落葉が始まります。
落葉には、はかなさや寂しさというイメージがありますが、間もなく来る冬を感じさせる言葉にもなっています。
秋風(あきかぜ)・秋涼(しゅうりょう)・涼風(りょうふう)
夏から秋への移り変わりは風で感じることができます。秋風・秋涼・涼風という言葉は、秋に吹く涼しく乾いた心地よい風を言い表しています。
長月(ながつき)・名月(めいげつ)・月夜(つきよ)
ここでは、秋の言葉で月の文字を使った綺麗な言葉をご紹介します。秋になると日が暮れるのが早くなり夜が長くなります。
この時期は夜長月と言われていましたが、略されて長月になります。
長月は旧暦9月の異称にもなっています。
また、秋の月は特に美しいとされ、美しい満月を意味する名月、月で明るい夜を表す月夜という言葉が生まれています。
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秋の言葉で綺麗なもの 3文字
秋晴れ(あきばれ)
秋本番の季節になると天候も穏やかになり、雲一つない晴天の日が多くなります。秋晴れは、さわやかで心地よい秋の日を言い表しています。
秋高し(あきたかし)
秋になると空気が澄んで、空が高く感じるようになります。秋高しは、秋の晴れた日の天気を表現しています。
秋時雨(あきしぐれ)
秋になると前線の影響で、雨の日が多くなる時期があります。この秋に降るしっとりとした雨が秋時雨です。
なお秋に降る雨は、他にも秋の長雨・すすき梅雨・秋霖(しゅうりん)など、様々な呼び方があります。
この中で、秋霖の霖という字には長々と続く雨という意味があります。
秋寂び(あきさび)
秋になると、夏とは異なり静けさや寂しさを感じるようになりますが、それを言い表したのが秋寂びです。秋の声(あきのこえ)
秋になるとさまざまな秋の虫が鳴き始めますが、やがてその声は聞こえなくなります。秋の物寂しい様子を表現したのが秋の声です。
虫の音(むしのね)
秋になるとコオロギやスズムシなどが鳴き始めます。夜、他に音がない中での虫の声は、夜の静けさを一層際立たせます。
霧深し(きりぶかし)
秋になると朝に濃い霧が立ち込め幻想的な景色が現れることがありますが、この様子を言い表したのが霧深しです。黄昏時(たそがれどき)
黄昏は、日が暮れかかる時間帯のことです。秋は空気が澄んだ日が多くなり、晴れた日の黄昏時は特に夕焼けが美しく見えます。
また、黄昏時は一日の終わりをイメージさせ、哀愁を感じさせます。
山粧う(やまよそおう)
山粧うは秋が深まり、山が紅葉で色づく様子を言い表しています。秋の言葉で綺麗なもの 4文字
夕焼け空(ゆうやけぞら)・月明かり(つきあかり)
夕焼け空は1年を通して見られるものですが、夏に比べると秋は空気が澄んでいるため、特に夕美しく見えます。また、日が暮れた後の月明かりも、空気が澄んでいるため美しく、幻想的な雰囲気を醸し出します。
実りの秋(みのりのあき)
秋になるとさまざまな農作物が収穫の時期を迎えます。実りの秋は豊かな恵みを感じさせてくれる言葉で、食欲の秋・味覚の秋にもつながっています。
紅葉狩り(もみじがり)
狩りとは言っても、ブドウ狩りのように食べ物を対象にしたものではなく。美しい紅葉を眺めるのが紅葉狩りです。紅葉狩りは秋の風物詩の一つにもなっています。
銀杏散る(いちょうちる)
イチョウは秋になると黄葉し、黄葉が進むと黄金色に染まります。さらにイチョウの葉が落葉するときの風に舞う姿は美しく、さらに地面を黄金色の葉が覆います。
銀杏散るは、美しい秋の景色を言い表しています。
木枯らし(こがらし)
木枯らしは、秋から冬にかけて吹く冷たくて強い風です。木枯らしが吹くたびに、落葉樹は葉を散らします。
木枯らしは、秋から冬への季節の移ろいを感じさせる言葉です。
そぞろ寒(そぞろさむ)
そぞろには「なんとなく」という意味があります。ふとした瞬間に感じる秋の寒さがそぞろ寒で、秋から冬へ季節が移り変わっていく様子を言い表しています。
秋の言葉で綺麗なもの 5文字以上
木の葉時雨(このはしぐれ)
時雨は一時的に降ったり止んだりする雨のことで、主に秋から冬にかけて起こる気象現象です。雨が降ると葉が散りやすくなりますが、秋の木の葉と時雨を合わせた言葉が秋の深まりを感じさせる木の葉時雨という言葉です。
天高く馬肥ゆる秋(てんたかくううまこゆるあき)
秋は空気が澄んで空が高く見えるようになります。また夏の暑さで食欲が落ちていた馬も、秋になり食欲が増進し肥えます。
天高く馬肥ゆる秋は、過ごしやすい季節であることを意味しています。
まとめ
この記事では、秋の言葉で綺麗なものとそれぞれの意味を文字数別にお伝えしました。
秋の言葉で綺麗なものは、ご紹介した以外にもたくさんありますが、秋の綺麗な言葉それぞれの意味を知ると、より深く秋を感じられるのではないでしょうか。
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