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目次
はじめに
この記事では、藤の花が咲かない理由を6つにまとめてわかりやすくお伝えします。藤は、4月下旬から5月上旬にかけて長い花序を垂れ下げ優雅に咲く、人気が高い花木です。
藤は樹齢数百年になることもありますが、毎年花を楽しむためには適切な環境に置くことや、こまめな管理が必要になります。
藤の花が咲かない理由は一つのこともあれば、複数の要因が積み重なっている場合もあります。
藤の花が咲かないときは、まずその理由を探すことが大切です。
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藤の花が咲かない理由1 日照
藤は日当たりを好む植物で、十分な日光を浴びられない場所では花芽がつきにくくなります。藤を鉢植えにしている場合は、日当たりの良い場所で育てる。
日当たりのよくない場所に地植えしている場合は、植え替えを検討する必要があります。
ただし、藤は植え替えが難しい植物なので、地植えの場合は最初から日当たりのよい場所に植えることがより望ましいといえます。
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藤の花が咲かない理由2 水やり
藤の名所の中には水辺に植えられ、池と長い花序に咲いた藤の花を合わせて楽しめる所があります。藤は適度な湿気を好む植物です。
鉢植えの場合は特に水やりが大切で、水不足は花つきに影響を及ぼすので、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりを行います。
地植えの場合は水はけのよい場所で、かつ、ある程度の湿気が保たれる場所がおすすめです。
ただし、鉢植えも地植えも過度の水やりは根腐れを起こす原因になるので、こちらも注意が必要です。
藤の花が咲かない理由3 肥料
藤は適度な施肥が必要ですが、窒素肥料が多すぎると葉ばかりが茂って花が咲かないことがあります。特に花芽を形成する時期は、リン酸やカリウムを多めにして施肥を行うことが望まれます。
藤の花が咲かない理由4 病害虫
藤は葉の病気や根の病気が発生することがあり、それが原因で花芽を作らなくなることがあります。病虫害への対応方法は内容によって異なるので、定期的に観察して病気や害虫を発見したら適切な対策をとることが大切です。
藤の花が咲かない理由5 根づまり
藤を鉢植えにしている場合、根が鉢の中で詰まってしまい、木全体の成長が阻害されることがあります。鉢植えは成長するにつれて根が窮屈になるので、定期的な植え替えが必要です。
鉢植えの場合の藤の植え替えは2~3年に1回、植え替えの時期は2~3月頃、新しい土を用意して一回り大きな鉢に植え替えます。
なお、植え替えに際しては根を傷つけないよう十分に注意して、長く伸びている根は植木鉢の中に巻くようにして収めます。
藤の花が咲かない理由6 剪定
藤の花を楽しむために剪定は欠かせない作業です。また、剪定に関しては剪定する時期、剪定方法がとりわけ大切です。
剪定する時期は、花後の5~6月と冬の12~2月の年2回が理想です。
なお、剪定の時期や方法については、以下の記事を参考になさってください。
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さいごに 藤の花が咲かない理由 その他
この記事では、藤の花が咲かない理由を6つにまとめてお伝えしました。最後に、ここまでお伝えした以外で藤の花が咲かない理由として考えられるいくつかを簡単にご紹介します。
苗木
藤は若い苗では花を咲かせにくい花木で、花を楽しめるようになるには数年が必要です。
品種
藤は人気があるので多数の品種があり、品種によって開花の時期が異なります。遅咲きの藤は、早咲きの藤の見頃が終わったころに咲き始めます。
気候
藤は温暖な気候を好み、ある程度の寒さにも対応できる花木です。
ただ、とても寒冷な場所では花つきが悪くなりますし、高温が続いたような場合も花芽の発育を妨げることがあります。
まとめ
藤の花が咲かない場合、そこには理由があります。
その理由が一つのこともあれば、複数のこともありますが、いずれにしても藤が花を咲かない理由を特定して適切な対策を講じることが大切です。
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