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日本五大昔話のあらすじなどを簡単にご紹介します!

日本五大昔話のあらすじなどを簡単にご紹介します

日本には古来よりたくさんの説話などの伝承があります。その中で代表的なものとしてあげられるのが日本五大昔話です。

日本五大昔話は必ずしも確定的ではないようですが、一般的には次の5つが日本五大昔話としてあげられています。

日本五大昔話とは。

一般的に日本五大昔話と言われているのは、桃太郎、猿蟹合戦、舌切りすずめ、花咲じじい、かちかち山です。

この記事では、日本五大昔話のそれぞれについてあらすじなどを簡単にご紹介をしていきます。

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桃太郎

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桃太郎の物語が誕生をしたのは、はっきりとはしていませんが室町時代と考えられています。

また、物語の舞台は現在の岡山県という説が有力であるものの、諸説あるようです。

桃太郎はとりわけ有名な昔話。そのため、いろいろな説が入り混じっているようです。

桃太郎のあらすじは、川の上流から流れてきた桃を割ったところ、中から元気な男の子がでてきた。

その男の子の成長を見守ったのがおじいさんとおばあさん。

成長した桃太郎はおばあさんから黍団子をもらって、人々を苦しめる鬼退治に出発。

途中、犬、猿、キジに黍団子を分け与え家来にしたうえで鬼の住む鬼ヶ島に到着。

鬼ヶ島で鬼を退治した桃太郎はおじいさん、おばあさんの元に帰り、幸せに暮らしたというものです。

このあらすじについても諸説あるようですが、共通するのは桃太郎が鬼退治をしたということです。

猿蟹(さるかに)合戦

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猿蟹合戦の物語が誕生をしたのは、はっきりとはしていませんが江戸時代と考えられています。

猿蟹合戦のあらすじもいくつかに分かれているようです。

猿蟹合戦は敵討ちの物語。その経緯が子供たちにとっては残酷であるという理由からか。その敵討ちの場面が幾分和らげられている。

それが猿蟹合戦にいくつかのあらすじのある理由なのかもしれません。

猿蟹合戦は、猿と蟹が柿の種とおにぎりを交換するところから始まります。

猿蟹合戦での悪者は猿。ずる賢い猿は、蟹が持っているおにぎりと、自分が持っている柿の種を強引に交換させます。

蟹は猿と交換した柿の種を植え、成長した柿の木は実をつけるまでに成長をします。

しかし、木登りのできない蟹は柿の実を食べることが出来ません。そこで蟹は猿に頼み込み柿の実をとってもらおうとします。

木に登った猿は熟した柿の実をどんどん自分で食べ、蟹に渡そうとはしません。それどころか猿は柿の実を蟹に投げつけ、その実に当たった蟹は死んでしまいます。

死んだ蟹は亡くなる直前に子供を産みます。蟹の子供は、栗、臼、蜂、牛糞を味方につけ、最終的には悪者の猿を殺してしまいます。

敵討ちによって蟹の子供が猿を殺してしまう。こうした残酷な部分があることから、猿蟹合戦にはいくつかのあらすじが生まれているようです。

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舌切りすずめ

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舌切りすずめの物語が誕生をしたのは、はっきりとはしていませんが江戸時代と考えられています。

舌切すずめにもいくつものあらすじが存在をしています。

その理由は残酷さ。昔話の原型の多くは、その内容に残酷な場面が多いようです。

しかし、その話を聞くのは子供たち。

子供たちに本来のあらすじを聞かせるのは難しいということで、残酷な部分がカットされたり、別の話に置き換えられたり。

歴史の中で昔話はどんどんあらすじが変わっていき、現在の私たちが聞くのはとても表現や内容が柔らかくなった昔話なのかもしれません。

舌切りすずめでも、おじいさんとおばあさんが登場します。
ただし、舌切りすずめでは良いおじいさんと悪いおばあさんという組み合わせになります。

おじいさんはケガをした雀を家に持ち帰り看病をします。

そのため元気になった雀ですが、ある日、おばあさんが障子の張替用に作ったのりを食べてしまいます。

怒ったおばあさんは、雀の舌を切って家から追い出します。

雀の宿に帰った雀の元に来たのが、家を追い出された雀を探しに来たおじいさん。

おじいさんは歓待を受け、帰りに大きな箱と小さな箱のどちらかを持ち帰るようにと言われます。

年寄りだから大きな箱は持ち帰れないと小さな箱を家まで持ち帰ったおじいさん。家に帰り箱を開けると中には金銀などの宝物が入っていました。

それを見たおばあさんは、雀の宿に押しかけ大きな箱を強引に持ち帰ります。

雀からは家に帰るまでは開けるなといわれていましたが欲深なおばあさんは途中で箱を開けてしまいます。

ところが中に入っていたのは魑魅魍魎。おばあさんは魑魅魍魎に食い殺されてしまいます。

もっとも前述のとおり改編された舌切りすずめも多いようで、現在は食い殺されてしまうというあらすじはあまり見かけられないようです。

花咲じじい

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花咲じじいの物語が誕生をしたのは、はっきりとはしていませんが室町時代から江戸時代にかけてと考えられています。

花咲じじいに登場をするのは2組の老夫婦。一組は良い夫婦で、もう一組は悪い夫婦です。

良い夫婦は白い子犬を拾って大切に育てます。あるときこの犬が「ここ掘れワンワン」と鳴き始めます。

驚いた夫婦が、犬が鳴いていた場所の土を掘り起こすと、金貨などの宝物がでてきました。

それを見ていた悪い夫婦は、良い夫婦から強引に犬を連れ去り、宝物を探させようとします。

しかし犬が示した場所を掘り返しても出てくるのはガラクタばかり。怒った夫婦は犬を殺してしまいます。

悲しんだ良い夫婦は亡くなった犬を引き取り、そのお墓の横に木を植えます。その木が大きく成長をしたころ、亡くなった犬が夢に現れ、木を伐って臼を作るようにと伝えてきます。

良い夫婦が言われた通り臼をつくり餅をつくと、でてきたのは財宝。

これを見た悪い夫婦はその臼を取り上げ、同じように餅を搗きますが、出てくるのはやはりガラクタばかり。

怒った悪い夫婦は臼を壊し、薪にしてしまい、灰にしてしまいます。

その灰を持ち帰った良い夫婦の夢に改めて犬が登場。犬から枯れ木に灰を撒いてほしいと頼まれた良い夫婦が枯れ木に灰を撒いたところ、その枯れ木があっという間に満開になります。

たまたまその近くを通りかかった大名に良い夫婦は大名からたくさんのご褒美をもらいます。

一方、それを見ていた悪い夫婦も同じようなことをしますが、枯れ木はそのままで、かえって見ていた大名の目に灰がはいってしまい、悪い夫婦はおとがめを受けてしまいます。

かちかち山

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かちかち山の物語が誕生をしたのは、はっきりとはしていませんが室町時代と考えられています。

かちかち山に登場するのもやはり老夫婦です。

老夫婦が耕していた畑をタヌキが荒らしていました。ようやく老夫婦はタヌキを捕まえて、そのタヌキを狸汁にしようとします。

しかし、おじいさんが外出している間に、タヌキはおばあさんに命乞い。

憐れんだおばあさんはタヌキの縄をほどきますが、自由になったタヌキはおばあさんを殺してしまいます。

タヌキは山に帰ってしまいますが、おばあさんを亡くしたおじいさんは仲良しのうさぎに相談。

うさぎがこのタヌキを懲らしめることになります。

うさぎはタヌキを芝刈りに誘います。芝刈りが終わり山を下りるとき、うさぎはタヌキの後ろに回り、タヌキが背負っている芝に火打石で火をつけます。

このときの火打石の音が「カチカチ」であったことから、この昔話はかちかち山と言われるようになります。

タヌキはやけどを負いますが、うさぎは薬と称して唐辛子入りの味噌を渡します。この薬を使ったタヌキはますます苦しむことになります。

さらにうさぎはタヌキを漁に誘います。

欲張りなタヌキにうさぎが用意したのは、たくさんの魚を載せることが出来る大きな船。ただし、その舟は泥でできていました。

漁にでたタヌキですが泥の舟はどんどん溶けていきます。最終的に舟は沈み、タヌキはおぼれ死んでしまいます。

日本五大昔話の共通点

日本五大昔話にはいくつかの共通点があります。

まず日本五大昔話ができたのは、室町時代又は江戸時代。物語には必ず老夫婦が登場をしています。

もっとも日本五大昔話に共通する最大の特徴は、その背景にある思想。日本五大昔話はすべて根底に勧善懲悪の思想が流れています。

勧善懲悪の思想が流れているだけに、善を尊び悪を懲らしめることに主眼が置かれています。そのため悪者に対しては容赦ない制裁が加えられ、時としてそれは残酷にうつる。

そのことも日本五大昔話の大きな共通点であるようにも思われます。

しかし、日本五大昔話を聞くのは多くがその時代の子供たち。

そのため日本五大昔話のそれぞれの話は、時代の変遷とともにあらすじが改編され、残酷性が薄まっているようにも思われます。

勧善懲悪の思想は大切だけど、かといって残酷な描写は子供たちのために避けたい。

それが、日本五大昔話のそれぞれにいくつものあらすじが誕生する背景になっているようです。


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