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野球選手の目の下の黒いのは何?
プロ野球、特に昼間行われる試合に出場している選手を見ると、目の下に黒いものが見えることがあります。目の下の黒いものは、大きく分けて黒色のグレースを塗るタイプと、黒色のシールを貼り付けるものがありますが、一般的にはこれらを「アイブラック」と呼んでいます。
この記事では、アイブラックの由来や効果などについてお伝えしていきます。
アイブラックの由来
アイブラックは、アメリカで誕生したスポーツグッズと言われています。日本では1971年の日米野球で、来日した選手が使用していたことで知られるようになりました。
また、日本のプロ野球には毎年何人もの外国人選手が入団していますが、そうした選手が使っていたことが浸透し、今では日本人選手も使うようになっています。
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アイブラックの効果
目の下を黒くするアイブラックには、どのような効果があるのでしょうか。まず、アイブラックの効果を簡潔にお伝えすると、アイブラックは昼間の日光や、夜間の照明のまぶしさを軽減させてくれると言われています。
特にフライを捕ることが多い外野手は、目線を上にあげてボールを追いかけますが、日光や照明で打球が見えにくくなることがあります。
それは上からの日光などが、目の下の頬で反射して、目に入り込んでしまうためです。
そこで、アイブラックで目の下を黒くします。
黒は光を吸収し、光を反射させにくくする性質があるため、目の下を黒くすると、目に入る光の量を減らす効果があるとされています。
たとえば、この特性を活かしたのが眉毛で、黒い眉毛も光を吸収してくれます。
したがって、アイブラックは目の下を黒くするためのもので、目の上につけることはほとんどないと思われます。
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目の下の黒くすることで効果がある人とない人
日本人でもアイブラックを使っている人が多くなっていますが、目の下を黒くすることで効果がある人とない人がいるようです。まず、アイブラックを使って効果がある人は、頬骨が高く日光や照明の反射が多い人です。
したがって、顔の彫が深い外国人には有効でも、どちらかといえば扁平な顔立ちの日本人への効果は薄いと言われています。
また、ポジションでいえば、高く上がったフライを捕ることが多い外野で効果が高く、内野の選手がアイブラックをしても効果は低いと言われています。
なお、以前は日光が照りつけるデイゲームで効果はあっても、ナイターではあまり意味がないと言われていました。
しかし、最近では照度が強い球場も多くなっているため、アイブラックを昼夜問わず使う選手も多くなっています。
まとめ
この記事では、「野球選手の目の下の黒いのは何」というテーマで、アイブラックの由来や効果についてお伝えしてきました。効果については、効果かある人と、あまりない人を区分けしてきました。もっとも感じ方は人それぞれなので、絶対的なものとは言えません。
また、中にはアイブラックに効果ではなく、ファッション性を求め、イメージ作りとして使っている場合もあるかもしれません。
プロの選手としてファンにアピールすることも大切なので、そういう使い方があっても良いかもしれないですね。
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