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ラグビーとアメフトの違いを5つにまとめて簡単解説します

ラグビーの試合

はじめに

ラグビーとアメフトは、ボールが楕円形という共通点があることで、類似した競技と思われがちです。

しかし、ラグビーとアメフトで似ているのはボールの形だけで、あとはむしろ違いが目立つ競技です。

この記事では、ラグビーとアメフトの違いを5つにまとめて簡単にお伝えしていきます。

ラグビーとアメフトの違い1 発祥

諸説ありますが、ラグビーは1823年のイギリス・ラグビー校が発祥という説が有力です。

ラグビー校でサッカーの試合が行われていた時、試合に参加していたエリス君がボールを抱え、相手ゴールに飛び込んだのが始まりと言われています。

イギリスで始まったラグビーの正式名称は、ラグビーフットボール。ボールの形こそ異なりますが、ラグビーはサッカーに似た競技と言えそうです。

アメフトの正式名称は、アメリカンフットボール。

ラグビーもアメフトもフットボールという言葉が使われているので、このあたりにもラグビーとアメフトを混同する要因がありそうです。

もっともアメフトは1800年代の中頃、ラグビーから発展して生まれたと言われていて、1876年には大まかなルールが定められ、現在のアメフトの基礎が出来上がります。

順番としてはサッカーから派生してラグビーが、ラグビーが派生してアメフトが生まれたとも言えそうです。

しかし、アメフトはアメリカで誕生したこと。

そして、後述するアメフトの性格を考えると、ラグビーがサッカーに似ているのに対して、アメフトはむしろ野球に似た競技として発展してきたと言えそうです。

 
ラグビーアメフト
発祥イギリスアメリカ
競技の類似性サッカーに似ている野球に似ている

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ラグビーとアメフトの違い2 ボール

ラグビーとアメフトのボールは、楕円形という形は似ているものの、実際はかなりの違いがあります。

大きさを比較すると、ラグビーのボールが大きく、アメフトのボールは小さくできています。

形は、ラグビーのボールは両端が丸い感じなのに対して、アメフトのボールは尖っています。

ボールの色は、ラグビーは白いボールを使うことが多く、アメフトは基本的には茶色で両端に白いストライプが入っています。

また、縫い目はラグビーのボールは目立たないのに対して、アメフトのボールは縫い目の溝がしっかりとしています。

ラグビーとアメフトのボールは全体的なシルエットこそ似ていますが、実際は大きな違いがあります。

これは、ラグビーがボールを下手で短い距離を投げることが多いのに対して、アメフトは上手で長い距離を投げることが多いという競技の特性を考えると、理解できる違いと言えそうです。

 
ラグビーアメフト
ボール大きく先端が丸い小さく先端がとがっている

ラグビーとアメフトの違い3 選手と監督(ヘッドコーチ)

ここでは、ラグビーとアメフトの選手や監督についてお伝えします。

まず1チームの構成は、ラグビーが15人、アメフトは11人です。

試合中の選手の交代は、ラグビーは8人までの交代が認められていますが、一旦、フィールドを離れると、原則としてその後はゲームに戻れません。

一方、アメフトは交代自由で、何度でもフィールドに戻ることができます。

選手の防具について、ラグビーはヘッドギア程度のみで他の防具はつけないのに対して、アメフトはヘルメットやショルダーパッドなどの防具の着用が義務付けられています。

監督(ヘッドコーチ)について、ラグビーは試合中の選手に指示を送ることができないのに対して、アメフトはハンドシグナルなどでプレイを指示する、タイムアウト時に選手と会話をすることなどが認められています。

 
ラグビーアメフト
チーム15人11人
交代制限あり制限なし
防具つけないつける
監督(試合中)指示できない指示できる

ラグビーとアメフトの違い4 ゲームの進め方と得点

1ゲームは、ラグビーは前半40分後半40分の合計80分。

アメフトは、1クォーター15分の4クォーターで合計60分が試合時間になります。

ゲームの進め方はラグビーの場合、常に敵方とのボールの奪い合いで、ボールを支配している方が攻撃方になります。

そして、ボールが相手に奪われると攻守が入れ替わります。

ラグビーは、流動的に攻守が入れ替わりますが、インプレ―中は基本的に試合の流れが止まることはありません。

一方、アメフトは攻守がはっきりしている点で、ラグビーとは大きな違いがあります。

アメフトは、攻撃権を持つチームが4回の攻撃で10ヤード進みながら、相手のゴールを目指します。

4回の攻撃を、ファーストダウン、セカンドダウン、サードダウン、フォースダウンと言い、1回ごとにゲームが一旦ストップし、次の攻撃を計画した後にゲームが再開します。

4回の攻撃の中で10ヤード進むことができれば、改めてファーストダウンから4回の攻撃ができます。

しかし4回の攻撃で10ヤード進むことができないと、攻撃権が相手に移ります。

アメフトは攻守が明確に分かれています。

そのためゲームに出場できるのは11人ですが、攻撃陣・守備陣など、それぞれの専門分野に分かれてチームが構成されるのが一般的です。

他のスポーツと比較すると、ラグビーはサッカーやバスケットボールに似ているのに対して、アメフトは野球に似ていると言われています。

次に得点の場面ですが、ラグビーはトライ、アメフトはタッチダウンと言います。

得点はラグビーの場合、トライで5点・トライ後のキックで2点・ペナルティーゴールとドロップゴールは3点。

アメフトは、タッチダウンで6点、ポイントアフタータッチダウンで1点または2点、フィールドゴールは3点になります。

 
ラグビーアメフト
試合時間前半40分後半40分の合計80分1クォーター15分の4クォーターで合計60分
攻守ボールの支配で攻守が決まる4回の攻撃の結果で攻守が決まる
得点場面トライタッチダウン
得点トライで5点他タッチダウンで6点他

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ラグビーとアメフトの違い5 基本的ルールと反則

ラグビーとアメフトでは、基本的ルールにも大きな違いがあります。そのため、ラグビーとアメフトでは反則についても大きな違いがあります。

ボールを投げる方向

ボールを投げる方向について、ラグビーはボールを前に投げることは認められていません。前に投げるとスローフォワードという反則になります。

一方、アメフトは1回の攻撃で、1回だけ前にボールを投げることが認められています。

タックルをする選手

ラグビーの場合、タックルすることが認められているのはボールを持っている選手だけで、それ以外の選手へのタックルは認められていません。

アメフトは、ボールを持っている人以外にタックルすることが認められています。

タックルの方法で、ラグビーは相手を掴まないタックルは反則になるのに対して、アメフトは体当たりなど相手を掴まないタックルも認められています。

タックルを受けた選手

ラグビーの場合、タックルを受けて倒れた選手は、ボールを離さなければいけません。ただし、ラインを超えたり反則がなければプレーそのものは継続します。

アメフトはタックルを受け倒れた段階で、一つのプレイが止まり、その地点から次のプレイを始めます。

 
ラグビーアメフト
ボールを投げる方向前に投げると反則1プレイで1回だけ前に投げられる
タックルをする選手タックルできるのはボールを持った選手だけ制約はない
タックルを受けた選手ボールを離さなければいけないがプレーは継続プレーが止まる

まとめ

アメフトの試合
ラグビーとアメフトの違いを、5つにまとめて簡単にお伝えしてきました。

ラグビーとアメフトはボールの形が似ています。

そのため、ラグビーとアメフトを類似した競技と勘違いされる方も多いと思いますが、実際に似ているのはボールの形だけで、実はまったく異なる競技と言えそうです。

ここでは大まかな違いだけをご紹介してきましたが、ラグビーとアメフトについての違いを細かな部分まで探していくと、さらに数多くの違いを見つけ出すことができます。

もっとも、ラグビーとアメフトも点取りゲームで、それぞれに魅力ある競技であることも確かです。

また、ラグビーもアメフトも他のスポーツがシーズンオフである冬季に、大きな大会が開催されています。

寒い時期、心を熱くするスポーツを見られることは幸せだなと、個人的には思っています。