桜の花言葉一覧と種類ごとの特徴を簡単にお伝えします！

桜の花言葉

花には花言葉がつけられていることが多く、さらに同じ花でも品種ごとに花言葉がつけられていることもあります。

桜も同じで、桜全体の花言葉だけでなく、桜の種類ごとの花言葉もあります。

この記事では、桜全体の花言葉と桜の種類ごとの花言葉を一覧でお示しするとともに、それぞれの桜の特徴などをお伝えします。

桜の花言葉一覧

それでは、桜全体の花言葉と桜の種類ごとの花言葉を一覧でお伝えします。

桜全体の花言葉	優美な人・純潔・精神美・淡泊
冬桜	冷静
寒桜	気まぐれ
ソメイヨシノ	高貴・清純・精神愛・優れた美人
しだれ桜	優美・ごまかし
山桜	純潔・高尚・淡白・美麗
八重桜	豊かな教養・善良な教育・理知に富んだ教育・しとやか

桜の種類ごとの特徴

冬桜

花言葉

冷静

冬桜は、ヤマザクラとマメザクラが自然交配して生まれたものと考えられています。

冬桜の名前のように、花は11月～12月にかけて咲きますが、春にも花を咲かせます。

花の数は冬が3分の1、春が3分の2と、春の方が花数は多いものの、何れも木の幹を隠すほど花が咲くわけではありません。

なお、他の桜よりも葉が小さいことから小葉桜(コバザクラ)とも呼ばれます。

寒桜

花言葉

気まぐれ

寒桜は、ヤマザクラとカンヒザクラの雑種と考えられていますが異なる意見もあるようです。

花の咲く時期は、早い場所では1月頃からで、花期が長いのが特徴です。

花の色は薄いピンク色で一重咲きです。

ソメイヨシノ

花言葉	高貴・清純・精神愛・優れた美人

ソメイヨシノは、エドヒガンとオオシマザクラを人工的に交配したもので、江戸時代に生まれています。

先に花が咲き後から葉がでてくること、幹を隠すほど花数が多いこと、成長が早いため短期間で花を楽しめるようになること。

様々な特長から日本では一番見る機会が多い品種ですが、成長が早い反面、老化も早いということで、伐採や植え替えなどの問題も出ています。

しだれ桜

花言葉

優美・ごまかし

一般にしだれ桜は、枝垂れた桜の総称とされています。

花の咲く時期は3月下旬～4月にかけてとソメイヨシノと概ね同じですが、品種によってはソメイヨシノより先に咲くものや後に咲くものもあります。

山桜

花言葉	純潔・高尚・淡白・美麗

山桜は、日本に10種又は11種ある自生する野生種の桜の一つに数えられています。

花が咲く時期は3月下旬～4月上旬ですが、ソメイヨシノよりは少し遅れて開花します。

なお、花は一重咲きで、うすいピンク色です。

八重桜

花言葉	豊かな教養・善良な教育・理知に富んだ教育・しとやか

一般に八重桜は、八重咲きになる桜の総称とされています。

多くの八重桜はソメイヨシノよりも開花が遅く、ソメイヨシノの花が散り始めるころに咲き始めます。

花の色は白・薄いピンク・濃いピンクが主ですが、御衣黄(ギョイコウ)のように淡い緑色の花を咲かせるものもあります。

まとめ

この記事では、桜全体の花言葉と桜の種類ごとの花言葉を一覧でお示しするとともに、それぞれの桜の特徴などをお伝えしました。

桜の花言葉は内面的なものを示したものが多く、悪いイメージを持つ花言葉もそれほどないようです。

花言葉は学術的な背景があって作られたものではなく、一つの花が多くの花言葉を持つこともあります。

花言葉に絶対的な正解はありませんが、それぞれの桜の花を眺めながら、花言葉を思い出すのも楽しいかもしれないですね。