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芍薬の花が咲かない理由をいくつかに分けてお伝えします!

白い芍薬
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芍薬の花が咲かない理由とは

この記事では、芍薬(しゃくやく)の花が咲かない理由をお伝えします。

園芸ショップで芍薬の苗を買ってきたのに花が咲かない、あるいは去年まできれいな花を咲かせていたのに今年は咲かない。

こんな経験を持つ方もいるのではないでしょうか。

芍薬の花が咲かないのには、大きく3つの理由があるようです。

最初に芍薬の花が咲かない3つの理由、次にそれ以外で考えられる理由についてお伝えします。

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芍薬の花が咲かない理由 肥料不足

芍薬は肥料を好む植物です。

肥料が足りないと、枯れることはないまでも、つぼみさえつけない可能性があります。

肥料を与える時期は年に3回。

花が終わった直後の6月頃、秋(10月頃)、そして2月~3月頃です。

与える肥料は、緩効性肥料・堆肥や腐葉土・化成肥料などです。

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芍薬の花が咲かない理由 日照不足

芍薬は肥料とともに日照を好む植物です。

日当たりが悪いと、花芽が十分に育たず、花が咲かないこともあります。

芍薬が花が咲かない理由 乾燥

芍薬は乾燥に弱い植物で、粘土質の土壌を好みます。

特に問題になるのは暑い夏で、鉢植えの場合は土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。

地植えの場合、基本的には水やりは必要ありませんが、それでも乾燥が厳しい時は水やりをします。

芍薬の花が咲かない理由 その他

芍薬は肥料と日照を好み、乾燥を嫌う植物なので、これらが花が咲かない大きな理由となっています。

ここでは、それ以外で芍薬の花が咲かない理由をいくつかお伝えします。

高温多湿

芍薬は冷涼な気候を好む一方、夏の高温多湿を苦手にしています。

先ほどお伝えした「乾燥」だけでなく、高温多湿も嫌うのが芍薬の特徴です。

特に関東以西では、夏の管理に注意が必要です。

花の摘み取り

芍薬は花が終わったら、終わった花をできるだけ早く摘み取ることが大切です。

病虫害

芍薬は比較的病虫害に強い植物ですが、特に夏の高温多湿時は病虫害のリスクが高まります。

こまめに観察し、病虫害の心配があるときは、早めの対策が必要です。

まとめ

ピンクの芍薬
この記事では、芍薬の花が咲かない理由をいくつかに分けてお伝えしました。

最後に、きれいな花を楽しむ方法と、芍薬の植え替えについて簡単にお伝えします。

きれいな花を楽しむ方法

芍薬は条件が整うと、たくさんの蕾をつけます。

ただ、それを放置していると養分が分散され、小さな花ばかりになってしまったり、蕾で終わってしまうこともあります。

特にまだ小さな株で、大きな花を楽しみたい場合は、一番上の芽だけ残して脇にできた花芽を摘むようにします。

植え替えの方法

芍薬は、美しい花を咲かせ続けるために、4~5年に1回は植え替えが必要と言われています。

ここでは、植え替えの主なポイントについて簡単にお伝えします。

・ 芍薬の植え替えは4~5年に一度行う。

・ 芍薬の植え替えは9月中旬~10月初旬、他の時期は避ける。(購入した苗は除く)

・ 芍薬は連作を嫌うので他の場所に植え替えるか、土を新しいものに換えて植える。

・ 株分けは元の株を3~4芽ずつに分ける。

・ 複数の芍薬を植える場合は株間をあける(60cm~90cm)。

・ 植え穴を大きくし、元肥として腐葉土・たい肥・化成肥料(少量)を入れ、土をよく混ぜる。

・ 植えるときは、芽が3~5㎝隠れるような深さにする。

 
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