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2月が旬の果物はみかんとりんごと他には何がある?

2月の旬のデコポン
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2月が旬の果物とは

1年の中でもっとも寒い2月は果物の種類も少なくなります。

それでも、みかんやりんごは旬の時期を迎えます。

この記事では、みかんやりんごの中でも2月に旬を迎える主だった品種をご紹介するとともに、みかん・りんご以外で旬を迎える果物についてもお伝えします。

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2月が旬の果物 みかん

みかんには様々な品種があります。

ここでは、2月に旬を迎えるみかんのうち主だったものをご紹介します。

きんかん

2月が旬のきんかん
きんかんの旬の時期は11月~3月とされています。

果実の大きさは2~3cmと小さく、甘みと酸味があるのが特徴です。

きんかんは生食として供されることもありますが、果実が小さなことや酸味があることから、マーマレードなどに加工して使われることが多いみかんです。

また、きんかんの品種の中には薬用に利用されるものもあります。

きんかんの収穫量が多いのは宮崎県や鹿児島県です。

ポンカン

ポンカンの旬の時期は12月~3月とされています。

果実1個当たりの重さは200グラム前後で、だいだい色の外皮と香りがあるのが特徴です。

ポンカンは人気のある果物で、ポンカンから様々な品種が生まれています。

ポンカンの収穫量が多いのは愛媛県や鹿児島県や高知県などです。

いよかん

いよかんの旬の時期は12月~3月とされています。

いよかんは漢字で表すと伊予柑、現在も愛媛県(伊予国)で多く栽培されています。

もっとも果皮が厚いことから、近年ではポンカンなど他の品種に押され、収穫量が少なくなっています。

ぶんたん

2月が旬のぶんたん
ぶんたんの旬の時期は12月~4月とされています。

ぶんたんは、果実の大きさが25cm、重さが2㎏になるものもあります。

外皮が2㎝程度と厚く酸味も強いので、生食よりも砂糖漬け・マーマレード・飴などに加工されることが多いみかんです。

ぶんたんの収穫量が多いのは高知県で、ザボン・ジャボンなどと呼ばれることもあります。

デコポン

デコポンの旬の時期は12月~5月とされています。

デコポンで特徴的なのは、デコポンは品種名ではなく登録商標であることです。

デコポンの元になっているのはシラヌヒ(不知火)で、シラヌヒは清見とポンカンを交配して誕生しています。

シラヌヒは歪な形をしているだけでなく、収穫直後は酸味が強いことから、商品化は難しいと考えられていたところ、熟成期間を長くとると甘味が強くなることを発見。

その後、シラヌヒや類似のみかんの中で、糖度が高いなど一定基準を満たすものだけが、デコポンという名前で流通しています。

せとか

せとかの旬の時期は1月~4月とされています。

せとかは、清見やマーコットオレンジなどの交配で誕生したみかんです。

外皮は、赤みが入っただいだい色で、薄いのが特徴です。

外皮が薄いためむきやすく、甘味も強いため、人気の品種です。

収穫量が多いのは愛媛県・和歌山県・佐賀県などです。

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2月が旬の果物 りんご

りんごは収穫後に冷蔵保存することで、流通を数か月先にできる貯蔵性の高い果物です。

ここでは2月前後に流通することが多い、主な品種についてお伝えします。

むつ

むつの収穫期は10月下旬の頃で、12月~2月に流通量が多くなります。

むつは黄緑色のりんごですが、袋掛けすることで桃紅色になります。

大きさは500g前後、サクサクとした食感・ほどよい甘味・香りの良さで人気があります。

むつはほとんどが青森県で収穫されています。

ふじ

ふじの収穫期は11月上旬~11月中旬で、12月~3月に流通量が多い品種です。

大きさは400g前後、サクサクとした食感や、果汁が多く甘味が強いこと。

また出荷量が多く、価格も安定しているため人気があります。

ふじは青森県の出荷量が多いものの、長野県や福島県などでも生産されています。

王林

2月が旬の王林
王林の収穫期は10月下旬の頃で、1月~3月に流通量が多いりんごです。

大きさは300g前後、外皮は黄緑色で所々に果点が入るのが特徴です。

食感が良く、甘味も強いこと。

無袋栽培に適していて、栽培も比較的容易なことから、流通量も多くなっています。

王林はほとんどが青森県で生産されています。

2月が旬の果物 キウイ

2月が旬のキウイ
2月が旬の果物としては、みかんやリンゴが中心であるものの、キウイも旬の時期を迎えます。

キウイフルーツは多くの品種があり、品種によって旬の時期も異なります。

また、キウイは海外からの輸入が多いのも特徴です。

その中でヘイワードという品種は、日本国内でも生産され、概ねですが1月~3月に旬を迎えるキウイです。

ヘイワードの形は俵色、果肉は緑色、果肉の中に黒い種がたくさん見られる品種で、スーパーなどでも見かけることが多いキウイです。

ヘイワードは、甘味と酸味のバランスが良く、価格も手ごろなので人気があります。

ヘイワードの収穫時期は11月。

すぐに出荷されるものもありますが、リンゴと同じように貯蔵性が高いため、1月~3月にも出荷されています。

ヘイワードは愛媛県・福岡県・和歌山県などで多く生産されています。

まとめ

この記事では、2月に旬を迎えるみかんやりんご、そしてキウイの中で主だった品種をご紹介しました。

ところでスーパーなどの店頭で、みかんやりんごとともによく見かけるのがイチゴです。

しかしイチゴが旬を迎えるのは、もう少し後のことのようです。

イチゴについては、3月が旬の果物の記事でお伝えします。

 
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