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牡丹の花が咲かない原因を5つにまとめて簡単解説します

ピンクの牡丹
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牡丹の花が咲かない原因とは

ボタン科の落葉低木の牡丹(ボタン)は、大きく華やかな花を咲かせることから「百花の王」と呼ばれています。

一方、牡丹の花を咲かせるためには丁寧な管理が必要で、怠ると花を楽しむことができなくなります。

この記事では、牡丹の花が咲かない原因を5つにまとめて、それぞれの内容を簡単にお伝えします。

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牡丹の花が咲かない原因 日照と風通し

牡丹は十分な日光と風通しの良い場所を好むので、日照時間が少ない場所や、風通しが悪い場所での管理は、花が咲かない原因になります。

もっとも、夏の暑さは苦手で特に西日を嫌いますし、冬の北風も避けるのが無難です。

鉢植えの場合は、季節によって移動させること。

地植えの場合は、最初に植える場所を考えておくことが大切です。

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牡丹の花が咲かない原因 肥料

牡丹は十分な肥料を必要とする花木で、栄養不足は花が咲かない原因になります。

肥料を与える時期は年に3回。

花が終わった後と、夏の暑さが過ぎた秋と、そして花芽が成長を始める春です。

与える肥料は、花芽の形成に必要なリン酸を含む緩効性肥料が中心で、園芸ショップで牡丹用肥料があればそれを使うのも良いかもしれません。

ただし、肥料の与えすぎも株を傷める原因になるので、肥料の袋に記載されている案内などを参考に施肥することが大切です。

牡丹の花が咲かない原因 水やり

牡丹は乾燥が苦手で、水不足は牡丹の花が咲かない原因になります。

特に牡丹は、夏の暑さと乾燥に弱いので、夏の水やりには注意が必要です。

一方、牡丹は湿気も嫌い、過度の湿気が続くと根腐れしてしまいます。

牡丹の水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと行うのが一つの目安になります。

牡丹の花が咲かない原因 剪定

剪定も牡丹の花が咲かない原因になります。

牡丹の剪定の機会は、花が終わった5月~6月、夏の暑さが過ぎた9月~10月、冬の寒さが過ぎた2月~3月の年に3回あります。

ところで、牡丹は8月~9月に花芽をつけます。

したがって、樹高を整えるなど強剪定ができるのは、花が終わった5月~6月。

8月~9月や2月~3月は既に花芽が形成されている時期なので、強い剪定をすると間違って花芽を切り落としてしまうことが往々にしてあります。

花が終わった直後にする剪定以外は、風通しを良くするため間引く程度の剪定が基本になります。

牡丹の花が咲かない原因 病虫害

病虫害も牡丹の花が咲かない原因になります。

牡丹の病気としては、うどんこ病や白絹病などがあります。

虫害としては、アブラムシやカイガラムシなどが考えられます。

何れにしてもこまめに観察し、病虫害の兆候が見られたら、速やかな薬剤散布が必要です。

まとめ

白い牡丹
この記事では、牡丹の花が咲かない原因を5つにまとめて、それぞれの内容を簡単にお伝えしました。

牡丹の花が咲かない原因は一つだけのこともあれば、複数の原因が重なり合ってということもあります。

ところで、牡丹の花が咲かない原因について、その他として最後に2つのことをお伝えしたいと思います。

まず、牡丹はたくさんの品種があります。

そのため、品種によっては異なる育て方が必要なものがあるかもしれません。

また品種によっては成長が遅く、花をつけるまでに時間がかかるものもあります。

次に鉢植えの場合は、根詰まりをしている可能性があります。

牡丹の移植は少し難易度が高いようですが、根詰まりをしていると花が咲かないばかりでなく、枯死してしまう可能性もあります。

牡丹の花が咲かないのには何かの原因があるはず。

原因を突き止めて、適切な対応ができれば、また花を楽しめるようになるのではないでしょうか。

 
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