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国民年金を満額もらうにはどのようにすればいいの?

はじめに

この記事では、国民年金を満額もらうにはどのようにすればいいのかについてお伝えをしていきたいと思います。

ところで、国民年金保険料を支払うと老後に受けられる年金が老齢基礎年金。その老齢基礎年金の最大の金額がいわゆる満額です。

老齢基礎年金の満額は毎年度変更されますが、そもそも満額はどのようにすれば作ることができるのでしょうか。

そこで、この記事では、

 

① 国民年金の満額を受け取るのはどんな人

② 国民年金を満額にするための方法

③ 今後の国民年金満額の決まり方

 

など、順を追ってご案内をしていきます。

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国民年金の満額を受け取るのはどんな人

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国民年金は20歳以上60歳未満の人、つまり40年間が強制加入になります。そして、40年間のすべてにわたって国民年金保険料の納付を続けると、65歳から終身で満額の老齢基礎年金を受けることができます。

ところで、国民年金保険料を40年間支払うと老齢基礎年金の満額を受け取ることができると書きました。では、どのような人が国民年金保険料を支払っているのでしょうか。

まずわかりやすいのが自営業などの国民年金第1号被保険者です。第1号被保険者は直接国民年金保険料を支払うことで、将来、老齢基礎年金を受けることができます。

次は、会社員や公務員などの国民年金第2号被保険者です。第2号被保険者は、厚生年金の被保険者であると同時に、国民年金の第2号被保険者という位置づけになります。

会社員などは毎月厚生年金保険料を支払っています。そのため老齢厚生年金を受けることができますが、同時に第2号被保険者なので国民年金保険料も支払っていることになります。

したがって、厚生年金にしか加入をしていない人でも、老齢基礎年金を受けることができるということです。

最後は国民年金第3号被保険者です。第3号被保険者は20歳以上60歳未満で第2号被保険者に扶養されている配偶者です。

第3号被保険者は直接国民年金保険料を納付するわけではありませんが、国民年金保険料を支払ったとみなされます。

つまり、20歳から60歳まで第1号被保険者、第2号被保険者、第3号被保険者として国民年金保険料の未納がまったくない人は満額を受けられます。

一方、老齢基礎年金の満額が受けられないのは、第1号被保険者、第2号被保険者、第3号被保険者どこにも属していない期間がある人。

あるいは、第1号被保険者として未納の期間がある人、免除や猶予の期間がある人ということになります。(第2号・第3号被保険者に未納はありません)

 

★ 国民年金(老齢基礎年金)の満額を受けられる人

⇒ 20歳から60歳までの40年間すべてにわたって年金制度に加入しており、かつ、すべての保険料を納めている人

★ 国民年金(老齢基礎年金)の満額を受けられない人

⇒ 20歳から60歳までの40年間で年金制度に加入をしていない期間がある人

⇒ 国民年金第1号被保険者で未納期間がある人、あるいは免除や猶予を受けた期間がある人

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国民年金を満額にするための方法

20歳から60歳まですべて国民年金保険料を納付をしている人は満額が受け取れます。老齢基礎年金は満額が最高額なので、これに該当する人はさらに上乗せというのはできません。

一方、満額にならない人については満額をもらうにはどうすればいいのでしょうか。満額にする方法はいくつかあります。

 

★ 60歳から65歳まで国民年金に任意加入する

★ 第1号被保険者として過去2年以内に未納があれば納付をする

★ 過去10年以内に国民年金保険料の免除や猶予を受けた期間があれば「追納」により納付をする

★ 過去2年超5年以内に国民年金保険料の未納があれば「後納」により納付をする

60歳から65歳まで国民年金に任意加入する

国民年金の強制加入は60歳までです。

しかし、60歳の段階で老齢基礎年金の受給資格がない、あるいは資格があるけれど年金額の積み増しをしたいという場合は、原則65歳まで国民年金に任意加入することができます。

たとえば、60歳までに38年間の納付済み期間がある人は、あと2年間任意加入をして国民年金保険料を納付することで、65歳から満額の老齢基礎年金を受けることができます。

第1号被保険者として過去2年以内に未納があれば納付をする

国民年金保険料は支払い義務があり、その義務は2年間続きます。過去2年以内に国民年金保険料の未納がある場合は納付をしておきたいところです。

過去10年以内に国民年金保険料の免除や猶予の期間があれば「追納」する

国民年金保険料については一定条件を満たすことで免除や猶予という制度を利用することができます。こうした制度を使えば未納にはなりませんが、国民年金保険料をしっかりと支払った方に比べると年金額は少なくなります。

ただ、免除や猶予については過去10年まで遡って国民年金保険料を支払える追納という制度がありますので、可能であれば利用をしたいところです。

過去2年超5年以内に国民年金保険料の未納があれば「後納」で納付する

国民年金保険料の納付義務は2年間だけですが、希望があれば過去2年超5年以内の期間について後納により納付できる制度があります。

ただし後納は時限的な措置。過去5年以内の後納ができるのは平成30年9月までの予定です。

今後の国民年金満額の決まり方

今後の老齢基礎年金の満額はいくらになるのでしょうか。老齢基礎年金の満額は毎年度見直しがされます。そのため将来の具体的な金額は分かりません。

では、老齢基礎年金の満額はどのように決まっていくのでしょうか。

老齢基礎年金の満額は物価や賃金などで変動します。簡単に言えば、物価や賃金が上がれば満額も上がり、下がれば満額も下がることになります。

ただし、平成27年度からもう一つの要素が加わりました。それがマクロ経済スライドです。

マクロ経済スライドはとても難しいイメージがありますが要は「少子高齢化」です。国民年金保険料を支払う人が少なくなり年金を受け取る人が多くなる。

放置しておくと年金のお財布が空っぽになる。この状況を背景に新たに満額を決める要素に加わったのがマクロ経済スライドです。

物価や賃金が上がれば年金額も上がるものの、マクロ経済スライドにより年金額の伸びは抑えられます。今後、満額が上がることもありますが、実質的に物価や賃金と比べると目減りすることになります。

マクロ経済スライドが終わる時期ははっきりとはしていません。ただし、数年で終わるものでもなさそうです。

まとめ

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国民年金保険料を40年間支払い続けると、65歳から満額の老齢基礎年金を受け取ることができます。

また、公的年金は終身で支給されます。セカンドライフの収入の基盤として老齢基礎年金の役割は大きなものがあります。

もっとも平成29年度の場合、老齢基礎年金の満額は年間で779,300円。未納などがあればこの金額はさらに少なくなります。

満額にこだわる必要はありませんが、セカンドライフを少しでも豊かにするために、余裕があれば満額にしておきたいところです。

なお、満額にする方法はいくつかありますが、どの方法を使うかにより有利不利が発生する可能性があります。

また、使い方にもいろいろなルールがありますので、満額にしたいという方は年金事務所などで事前にご相談されることをおすすめします。

 

★ 平成29年度(2017年度)の老齢基礎年金の満額と、その決まり方の記事も合わせてお読みください。

⇒ 平成29年度(2017年度)の老齢基礎年金の満額は779,300円

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