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idecoでおすすめの商品組み合わせは世代ごとに考えたい!

はじめに ideco(イデコ)は上乗せの年金制度

この記事では、ideco(イデコ)でおすすめの商品組み合わせについて、お伝えをしていきます。

ところで、idecoは確定拠出年金個人型の愛称として認識されていますが、idecoは運営管理機関が提示する商品を自身の判断で選択・運用し「自分の年金」を育てる年金制度です。

自分の年金を育てる制度なので、金融商品の組み合わせも自分で決定しなければいけませんが、この記事では、その人が持つ「リスク許容度」と世代を考慮しながら、idecoでおすすめの商品組み合わせを考えていきたいと思います。

なお、100人の人がいれば100通りのライフプランがあるように、お金に対する考え方も千差万別です。ここでは、あくまでも「一般的には」を念頭に記事を書き進めていきます。

ideco(イデコ)の運用の過程とポイント

idecoで運用を行う過程は次のとおりです。

 

① 掛け金の額を決定する。

② 運用方針と運用方針に基づき資産配分を決める。

③ 運用商品を選択し、実際の運用を行う。

 

この中で②の運用方針とは、資産を安全確実に増やしたいのか、少しリスクがあっても資産を大きく増やしたいのかなどのことです。運用方針が決まると次に資産配分を決めていきます。

たとえば、少しリスクがあっても大きく資産を増やしたいような人は、元本確保型の割合を減らして投資信託などリスクのある商品を積極的に購入して運用を行うことになります。

③の運用商品の選択とは、資産配分に基づき具体的な商品を購入することを意味します。

たとえば国内株式型の投資信託を選ぶ場合でも、ベンチマークに追随することを目指すパッシブ型、ベンチマークを上回る運用成果を目指すアクティブ型の投資信託など様々にあります。

基本的にidecoで運用を行う過程は上記のとおりですが、では運用の巧拙を決めるポイントが②と③のどちらにあるのかといえば、②の「運用方針とその運用方針に基づいた資産の配分を決める」がより大切になります。

一説には、②が運用の巧拙の9割を決め、③はただの1割に過ぎないとも言われています。idecoの運用は何よりも資産配分が大切で、この記事のテーマである「ideco(イデコ)でおすすめの商品組み合わせ」も資産配分の考えに基づいたものになります。

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資産配分の考え方とは

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idecoでは、自らが掛け金額を決定します。たとえば、掛金額を月額4万円とした場合、この4万円でどのように商品を購入するか。それがidecoにおける商品の組み合わせになります。

では商品の組み合わせはどのように考えたら良いのでしょうか。実はこの問題に正解はありません。それぞれの運用方針に基づき、商品の組み合わせも異なってきます。

ここでは2つのパターンに基づいて、それぞれに資産配分を考えてみたいと思います。

パターン1 極力リスクを避けたい場合

idecoは自己責任の年金制度です、リスクを取る、取らないも自身で決定をすることになります。

したがって、リスクを極力避けた運用も可能です。この場合の資産運用の配分は、元本確保型などリスクの少ない金融商品だけの組み合わせで運用することになります。

ただし、リスクを避けるということはリターンも期待しないということになります。リスクを避けた運用は必然的に公的年金の上乗せが少なくなることを意味するので、あまりおすすめの方法とは言えないかもしれません。

パターン2 リターンを期待したい場合

リターンを多く求める場合、リスクも相応に増えていきます。

この場合の商品の組み合わせは、元本確保型の金融商品は少なくして、投資信託などリスクのある金融商品中心の商品の組み合わせで運用を行うことになります。

資産配分の考え方は「リスク許容度」次第

パターン1もパターン2も否定することはできません。そもそも1人ひとりの運用方針が異なれば、商品の組み合わせも異なってきます。

また、1人ひとりの運用方針は他の人が決めるのではなく、自分自身で判断をするのが大原則になります。

運用方針を決める要素はいくつもあります。トータルで運用方針を定めるのが理想ですが、それはなかなか難しいもの。やはり個人が運用方針を決める最大のポイントは、その人が持つ「リスク許容度」になりそうです。

リスク許容度の低い人に、リスクの高い金融商品で運用しろと言っても無理があります。逆にリスク許容度の高い人に、元本確保型の金融商品で運用しろと言っても物足りなさだけが残ります。

idecoは自己責任の年金制度。だからこそ、納得のできる資産配分をして運用することが大切。私自身はそう思っています。

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世代ごとにおすすめの商品組み合わせ

次に、世代ごとにおすすめの商品組み合わせについて、お伝えをします。

商品の組み合わせについては、前述のとおりリスク許容度が大切です。でもidecoについては世代ごとの商品組み合わせを考えることも大切になります。

idecoは、公的年金の上乗せ制度という位置づけです。言い換えるとidecoはセカンドライフの重要な収入源になります。

また、idecoに加入できる年齢は原則として20歳から60歳まで。現役世代のうちに自分の年金を作り、その成果をセカンドライフで受け取っていく制度です。

idecoに加入する年代は人それぞれですが、20歳から60歳までの加入なので、とても長い期間idecoに加入する可能性もあります。

そこで、ここでは世代ごとにおすすめの商品の組み合わせについて簡単にお伝えをしていきます。

20歳代におすすめの商品組み合わせ

20歳代は一般的に収入が少なく掛け金も多くはできません。一方、年金を受け取るのもはるか将来のことです。

idecoのメリットとしては、長期投資と分散投資があります。掛け金が少ない場合は分散投資は難しいかもしれませんが、長期投資は間違いなくできます。

また、リスクとリターンを考えた場合、投資期間が長期になるほど、リスクが軽減されリターンを得られる可能性が高くなるという統計上の結果もでています。

掛け金が少ないので分散投資はできないが、長期投資はできる。これが20歳代の特性です。

 

したがって、20歳代におすすめの商品の組み合わせについては

〇 選択する商品の組み合わせは少なめにする

〇 選択する商品はリスクはあるけれどリターンの期待できるものにする(積極運用をする)

となりそうです。

 

もちろん、世代だけでなく、リスク許容度という要素もあるので絶対的ではありませんが、リスク許容度の低い人もストレスがたまらない程度に冒険をするのも良いかもしれないですね。

30歳代・40歳代におすすめの商品組み合わせ

30歳代と40歳代の人は一般的には収入は多いかもしれません。しかし、一方では住宅資金や教育資金などの支出の多い時期でもあります。

また、20歳代ほどではないにしても年金を受け取るまでには相当の年数があります。

30歳代・40歳代の方は、まず収入と支出のバランスを考え、掛け金の額を決めることが先決になります。仮にある程度の掛け金を支払うことができるのであれば、分散投資の考え方も取り入れたいところです。

30歳代・40歳代の方は、idecoという制度の中で分散投資も長期投資もできる世代です。ある程度の掛け金が納められるのであればリスク許容度も考慮をしたうえで、性格の異なる金融商品に分散してお金を育てることをおすすめします。

また、年金を受けるまでの期間が長いことから、20歳代の人ほどではないにしても、やはり積極運用を心がけたいところです。

 

したがって、30歳・40歳代におすすめの商品の組み合わせについては

〇 選択する商品の組み合わせを多くする

〇 選択する商品はリスクはあるけれどリターンの期待できるものを多めにする

 

30歳・40歳代は、分散投資と長期投資を前提にした商品の組み合わせがおすすめです。

50歳代におすすめの商品組み合わせ

50歳代はいよいよセカンドライフのお金を考える時期になります。将来的には、仕事から得られる収入が減少していくことが見込まれる世代なので、自分の年金はより確実に育てていきたいものです。

相変わらず分散投資は大切だけど、40歳までの方と異なり長期投資は制約を受けるのが50歳代なので、おすすめの商品の組み合わせについても少し変わってきます。

 

50歳代におすすめの商品の組み合わせについては

〇 選択する商品の組み合わせを多くする

〇 選択する商品はリターンよりもリスクの低さを重視する

 

50歳代は、分散投資は維持しつつも、リスクの少ないものを多めに選ぶ商品の組み合わせがおすすめです。

 

さいごに 私自身の資産運用の配分

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ここまで、idecoにおすすめの商品の組み合わせを世代ごとに簡単にご案内してきました。

ところで、私自身は50歳代のファイナンシャルプランナーで、idecoにも加入をしています。では、私はどのように商品を選んでいるのでしょうか。最後に私の商品の組み合わせを簡単にお伝えしていきたいと思います。

私のリスク許容度はどちらかといえば低い方で基本的に損をするのは嫌というタイプです。本当はリスクの少ない商品だけで運用をしたいところですが、それでは公的年金の上乗せとしてはあまり魅力がありません。

では、実際にはどうしているのか。実際に私が商品を選ぶ方法は、ほとんど機械的です。

 

具体的には、

預貯金(元本確保型)

投資信託(国内債券)

投資信託(外国株式 為替ヘッジなし)

投資信託(外国債券 為替ヘッジなし)

の4つの金融商品に25%ずつ単純に分け運用を行っています。

 

また、掛け金は4等分しても、それぞれに運用の成果は異なります。そこで1年に1回程度は全体のバランスを見直し、資産配分が概ね25%になるように組み換え(リバランス)をしています。

この方法が絶対というつもりはありませんが、リスク許容度が低くても、ほとんどストレスを感じることなく運用することができています。

idecoは自分で運用の配分を決めます。大切なお金なので、増やしたいという気持ちも、損をしたくないという気持ちもありますが、何よりも大切なのはストレスのかからないように運用をすることだと思っています。

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こんにちは!年金親父です。年金親父といっても、まだ年金をもらっているわけではありません。
現在、社会保険労務士やFPとして、年金やライフプランの仕事をしているのでHN(ハンドルネーム)を考えつきました。また、大学時代はアルバイトばかりしていましたが、一応は日本史専攻です。
このサイトでは思いつくままにいろいろなことを書いていますが、昔取った杵柄で「日本史」、年齢を重ねてきたためか「季節」、そして今の仕事から年金や保険など「お金」の話が多くなっています。

人間は柔らかいのですが、文章はとても硬くなってしまいます。読みにくい部分もあるかと思いますが末永くお付き合いください。

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