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確定拠出年金運用のテクニック!商品選択のポイントとは

はじめに

確定拠出年金は、自分で商品を選び運用をする年金制度です。確定拠出年金が始まったとき、自己責任という言葉がはやり、それまで資産運用に慣れていなかった多くの人々が、確定拠出年金に大きな拒否感をもって接していたのは記憶に新しいところです。

しかし、確定拠出年金は決して悪い制度ではなく、上手に付き合えば公的年金の上乗せとしての役割をしっかりと果たしてくれます。

もっとも確定拠出年金で資産運用を行っていくには、それなりのテクニックも必要です。確定拠出年金のテクニックで一番重要なのは、いわゆる資産配分(ポートフォリオ)ですが、その次に大切なのは確定拠出年金の中で取り扱われている商品の選び方です。

この記事では、確定拠出年金運用のテクニックとして見落とすことができない、商品選択のポイントについて簡単にお伝えしていこうと思います。

私自身はファイナンシャルプランナーの資格を持っていて、なおかつ自分自身でも確定拠出年金に加入をしています。知識と経験を参考に記事を書き進めていこうと思います。少しでも確定拠出年金の商品選びに悩んでいる方の参考になればうれしいです。

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商品選択のポイント1 元本確保型

確定拠出年金では、金融機関や証券会社などの運営管理機関が、加入者に対して複数の金融商品を提示します。提示数は最低でも3つ以上。そのうち1つ以上は元本確保型の商品と定められています。

簡単に言えば、確定拠出年金で運用する商品は元本確保型とそれ以外に分類することができます。

元本確保型の代表としては預貯金があります。運営管理機関によって、提示される元本確保型の商品は異なりますが、どの商品も元本確保型という性格を有しています。

基本的に元本確保型は安全確実だけど、運用益に大きな差は生まれません。したがって、選択の方法によって資産運用の成果に大きな影響を与えるようなテクニックも特にはありません。

商品選択のポイント2 投資信託

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一方、元本確保型以外の金融商品です。こちらについては選択にテクニックが必要になってきます。

確定拠出年金で元本確保型以外の商品の代表といえば投資信託です。そこで、投資信託を例として商品選択のテクニックについてお伝えをします。

確定拠出年金で提示される投資信託の特性

リスクのある金融商品はローリスク・ローリターン、ハイリスク・ハイリターンという言葉が使われます。

ただ確定拠出年金で提示される商品については、投資信託に限らずハイリスク・ハイリターンと言われるものはほとんどありません。

確定拠出年金で提示される商品はリスクがあるものでも、大体がローリスクからミドルリスク程度で運用されることが多いという特徴があります。

たとえば、MMF(マネーマネジメントファンド)という商品があります。MMFも投資信託の一種なのでリスクがまったくないと言ったらウソになります。でも元本割れをする可能性は低く、実質は元本確保型に近い性格を持っています。

もっとも資産運用の観点から見ると、元本確保型もローリスクの投資信託も運用益にそれほど大きな差はでません。しかし、一方はノーリスク、もう一方はほんのわずかながらもリスクが発生します。

だとしたら(ここは好みの問題ですが)、ローリスクの投資信託で運用する必然性はそれほど高くないように思われます。

絶対に損をしたくないのであれば元本確保型、わずかでも利益を出したいというのであれば投資信託。資産運用のテクニックと言えるほどではありませんが、元本確保型とローリスクの投資信託の選択の基準はこのあたりにありそうです。

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投資信託はコストにこだわる

ローリスク商品にあまり魅力はない、一方、ハイリスク商品はほとんど扱っていない。つまり確定拠出年金での運用商品は、必然的にミドルリスク・ミドルリターンの中で選ぶことが中心になります。

では投資信託の選び方のテクニックで大切なのは何か。これはずばりコストに着目するということです。

投資信託は購入時に販売手数料、保有時に信託報酬、解約時に信託財産留保額というコストがかかります。投資信託は株式などに比べると高コストの金融商品になります。

運用益を出すのであれば、その可能性を少しでも高めるために、まずはコストにこだわるのが資産運用のテクニックになります。

投資信託のコストのうち、解約時にかかる信託財産留保額は徴収されない投資信託も数多くあります。またかかってもそれほど大きな負担にはなりません。信託財産留保額はそれほど意識しなくてもよい費用です。

また購入時にかかる販売手数料ですが、確定拠出年金で提示される投資信託の販売手数料は比較的低めに抑えられています。まったくかからない「ノーロード」のものもあります。

さらに販売手数料はその名前のとおり販売時、購入者から見たら購入時にだけかかる費用。長期保有が前提であれば、それほど意識する必要はないように思われます。

考えなければいけないのは信託報酬です。

信託報酬は投資信託の保有時に係るもので、その投資信託が収益をあげていてもいなくても、毎日信託財産から手数料として一定割合で差し引かれるものです。

確定拠出年金の中での投資信託は基本的には長期保有が原則ですから、運用益を考えた場合、信託報酬は決して侮れないコストです。

投資信託の優劣はコストだけで決められるものではありません。ただ確定拠出年金で提示される投資信託はそもそも限定をされています。

証券会社や銀行などに行けばたくさんの投資信託から好みの商品を選ぶことができます。一方、確定拠出年金で提示される投資信託は数そのものが決して多くはなく、運用できる商品が限定的です。

選択の幅が少ないので、まずは見える部分。特に投資信託の場合はコストに着目をしたいところです。

まとめ

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確定拠出年金は、まずは運用方針を定めることが大切です。そして次には、方針に基づいた分散投資をして適切な資産配分(ポートフォリオ)をします。

資産運用のテクニックとして大切なのは資産配分(ポートフォリオ)ですが、次に大切なのは具体的な商品の選択です。

この記事では、資産配分(ポートフォリオ)の先にある金融商品選択のテクニックを簡単にお伝えしてきました。

 

最後に金融商品選択のテクニックについてまとめると

〇 リスクをまったくとらないということであれば、元本確保型の金融商品だけを選ぶ。

〇 リスクをとりながらもリターンを得たいのであれば、投資信託などのリスク商品を組み入れる。

また、投資信託などリスクのある商品を選ぶ時のテクニックとしては

〇 できるだけコストの少ない商品を選ぶ。

 

確定拠出年金は、セカンドライフで公的年金の上乗せとなる大切なお金です、また、確定拠出年金の資産運用で大切なのは、分散投資と長期投資の考え方です。

分散投資は、資産配分(ポートフォリオ)の段階でしっかりと計画を練ることで理想に近いものを作ることができます。

長期投資は、商品を選ぶ段階でできるだけ低コストのものを選択しておけば、長期間にわたる運用でもコストを気にせずに運用することができます。

この記事では、確定拠出年金運用のテクニックとして商品の選び方のポイントをお伝えしてきました。実際はテクニックと言っても決して難しいものではありません。でもテクニックを知っていればセカンドライフのお金を増やせる可能性が高くなります。

ぜひ、この記事でご紹介したテクニックをお役立てください。

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こんにちは!年金親父です。年金親父といっても、まだ年金をもらっているわけではありません。
現在、社会保険労務士やFPとして、年金やライフプランの仕事をしているのでHN(ハンドルネーム)を考えつきました。また、大学時代はアルバイトばかりしていましたが、一応は日本史専攻です。
このサイトでは思いつくままにいろいろなことを書いていますが、昔取った杵柄で「日本史」、年齢を重ねてきたためか「季節」、そして今の仕事から年金や保険など「お金」の話が多くなっています。

人間は柔らかいのですが、文章はとても硬くなってしまいます。読みにくい部分もあるかと思いますが末永くお付き合いください。

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