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年越しうどんと年明けうどんの由来や意味とは!

年越しうどんと年明けうどんの由来や意味とは

大みそかの定番の食べ物といえば何といっても年越しそばです。

ところが、最近では年越しうどん、あるいは年明けうどんという言葉もよく聞くようになっています。

そこで、この記事では年越しうどんの意味と年明けうどんの由来や意味について調べてみました。

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年越しうどんの意味とは

年越しうどんの意味。

もしかしたら年越しうどんにははっきりとした意味はないのかもしれません。

年越しそばにははっきりとした意味があります。

それは、「細く長く」という意味。

大みそかを迎えるのに際して、来年も細々でも良いので、健やかな1年を過ごしたい。そのような庶民の願いが年越しそばにつながっているようです。

そばとうどんを比較したら、通常はうどんの方が太いはず。年越しうどんだと「太く長く」になってしまいます。

「細く長く」ではなく「太く長く」と願う人もいるかもしれませんが、「太く長く」では謙虚さに欠けてしまうようにも思われます。

「細く長く」を考えたら、やはり年越しうどんではなく年越しそば。

「太く長く」を願って年越しうどんを食べる人もいるようで、その願いは否定はできないまでも意味としては必ずしも一般的になるまでには至っていないようにも思われます。

ところで、年越しそばには「細く長く」という意味以外にもう一つの意味があると考えられています。

それは、そばは「切れやすい」という特性。

切れるというと縁起が悪いようにも思われますが、この場合の切れるは災難を断ち切るという意味のようで、年越しそばにはこの2つの意味があるようです。

そばはそば粉だけで作るととても切れやすいものです。例えばそば粉10割で作ったそばは、切れやすくどちらかというとぼそぼそとした食感になります。

したがって、そばはそば粉だけでなくつなぎとして卵や山芋を使うことも一般的に行われています。

また、よく聞く二八そばはそば粉8割に、つなぎとして小麦粉2割を加えたものです。

ちなみに二八そばは十割そばと比較して滑らかな食感が楽しめるとともに、安価に提供ができるので、年越しそばでも一般的になっているようです。

年越しそばには大きく2つの意味が込められていることがわかりました。この2つの意味は年越しそばには当てはまっても、年越しうどんには当てはまらないものです。

どうも年越しうどんには明確な意味がないようにも見受けられます。

前述のように「太く長く」を願う人は年越しうどんでも良いのかもしれません。

また、そばが嫌いな人もいるでしょうし、そばアレルギーでそばが食べられない人もいます。

そうした人はそもそも年越しそばはだめなので、その代替えとして年越しうどんを選択するのは仕方のないところです。

もっとも、年越しそばには一般的に認知されている明確な意味があるのに対して、年越しうどんには個別には意味があったとしても一般的に認知されているような意味はない。

年越しうどんはそのような存在のようです。

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年明けうどんの由来や意味とは

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大みそかに年越しそばを食べる習慣は江戸時代に始まったと考えられています。

では、最近聞くようになった年明けうどんにはどのような由来があるのでしょうか。また、年越しうどんにはどのような意味が込められているのでしょうか。

実は年明けうどんの由来を探っていくと、年明けうどんの歴史はとても新しいものであることがわかります。

年明けうどんという言葉が生まれたのは2008年頃。うどん県で知られる香川県が発祥の地のようです。

もう少し具体的に書くと、2008年に香川県高松市に本拠を置く「さぬきうどん振興協議会」などが提唱する年明けうどんがどうやら年明けうどんの由来となっているようです。

香川県はうどん県で知られています。しかし、そのうどん県にしても年明けの行事食と言われるようなものは特になかった。

そこで、うどんを食べる習慣を定着させようとして始まったのが年明けうどんの由来のようです。

年明けうどんは生まれたばかりなので、年越しそばほど全国に普及しているわけではありません。

しかし、年明けうどんが普及すればうどんそのものの消費量が増えるということで、年明けうどんは香川県だけでなく全国的な広がりを見せているようです。

また、最近では毎年12月に「全国年明けうどん大会」も開催されているようで、もしかしたら数年先には年明けうどんが全国的に認知される、そんな予感もあります。

さて、年明けうどんの意味です。

年明けうどんには年越しそばのような長い歴史もないため、年越しそばほど明確な意味が定着しているわけではないように見受けられます。

でも、年越しそばに明確な意味があるのであれば、年明けうどんにも明確な意味が求められているようです。

その意味の元になるのはどうやらうどんの色にあるようです。

うどんの色は基本的には白。白い色が清らかさにつながるということで、年明けうどんをたべることで1年を清らかに幸せに過ごすことができる。

年明けうどんにはこのような意味が込められているようです。

もちろん、うどんの「太く長く」というのも年明けうどんの意味につながっているのかもしれません。

なお、年明けうどんはさぬきうどん振興協議会の定義によれば、食べる時期は元旦から1月15日まで。

白いうどんに紅や赤など新春を寿ぐものを載せるという定義があり、具体的には梅干しや赤いかまぼこなどが推奨されているようです。

さいごに

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年越しそばは大みそかの行事食として知られてきましたが、最近は年越しうどんや年明けうどんという言葉を聞くようになってきました。

そこで、この記事では年越しうどんの意味と年明けうどんの由来や意味について、ご案内をしてきました。

年越しうどんには、年越しそばほど一般的に定着しているような意味は見出せませんでした。

年明けうどんは、最近生まれたものであることと、商業ベースで啓発活動が行われていることをご案内させていただきました。

年越しうどんも年明けうどんも年越しそばほどの明確な由来や意味は、今のところ見いだせていないようにも思われます。

ただ、日本人は麺類が大好き。

ラーメンやパスタも麺類ですが、大みそかや元旦などは日本独自の言葉。できたらこの時期に食べる行事食はラーメンやパスタではなく、そばやうどんがむしろ好ましい。

年越しそばだけでなく、年越しうどんや年明けうどんがもっと広まっても良いですね。


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