季節や歴史の話題を中心に気になることをご紹介しています。ぜひ、読んでくださいね。

月見団子の由来やお供えの時期などをご存知ですか?

月見団子の由来

tsukimi_dango

 

 

 

 

 

 

 

 

日本人の主食は米。

今でこそ当たり前のことですが、その昔、日本人の主食は米ではなくイモ類という地域が多かったと伝えられています。

その芋類の一つがサトイモ。サトイモの収穫時期は秋。そこで人々は秋の満月の時期にサトイモを収穫し、それを神様にお供えしていました。

その後、米の収穫が一般化してくるとサトイモが米の団子に代わり、月見団子の元になったと伝えられています。

実際のところ、今でも西日本の一部では月見団子ではなくサトイモをお供えするところもあるようです。

スポンサードリンク


月見団子の歴史

お月見の風習そのものは平安時代、今から約1200年前にはあったと言われています。昔は月の満ち欠けに基づく太陰暦を使っていて、月は豊作、無病などを願う信仰の対象でもありました。

ただ、お月見に月見団子をお供えするようになったのは江戸時代から

月見団子そのものの歴史は案外新しいようです。

月見団子をお供えする時期と意味

月見団子をお供えする時期は年に2回、十五夜と十三夜です。

今はお月見といえば十五夜という方が多いと思いますが、どちらか一方だけのお月見は「片月見」で縁起が悪いと嫌う人もいるようです。また、この場合のお月見は同じ場所で行うという決め事もあるようです。

ところで十五夜と十三夜にそれぞれ月見団子をお供えするのは意味のあることと言われています。

時期でいうと、十五夜は旧暦8月15日、十三夜は旧暦9月13日。現在でいえば十五夜は9月下旬、十三夜は10月下旬頃になります。

つまり十五夜の月見団子はこれからの収穫を願ってという時期、十三夜はその年の豊穣に感謝してという時期ということでそれぞれ米で作った月見団子を供えます。

月見団子をお供えする場所

お月見はその名前のとおり月の見える場所で行います。そのため月見団子も月の見える場所にお供えをします

マンションでしたらベランダや窓など、戸建て住宅だと庭や縁側などでしょうか。

月見団子を載せる台は

月見団子は「三方」に載せます。

三方は古墳時代からあるもので日本独自のものだそうです。三方は元来土器でしたが、現在では木製に変化をしています。

三方は三方向のそれぞれに穴があいているもので、その木製の台の上に月見団子を載せて神様にお供えをします。

スポンサードリンク


月見団子の数と並べ方

a1370_000493

 

 

 

 

 

 

月見団子の数については、2つの説があるようです。

もっとも有名なのは、十五夜なら15個、十三夜なら13個の月見団子をお供えするというもの。

もう一つは太陰暦に基づくもので、旧暦で平年は12個、閏月(うるうづき)がある年は13個というもの。

この場合、十五夜も十三夜も平年は12個、閏月(うるうづき)がある年は13個の月見団子をお供えすることになります。

なお、月見団子の並べ方ですが15個の場合は下から9個、4個、2個と並べるようですが、何よりも大切なのはバランス。13個でも15個でも全体のバランスが大切とされています。

 

(参考)

旧暦では1年を354日としていましたが、現在の1年365日と比較すると年に10日のずれ、3年では30日のずれが発生します。そのずれを解消するため旧暦ではおおむね3年に1回、閏月を設けていました。

したがって平年は1年が12か月、閏月がある年は13か月になります。

月見団子以外でお供えするもの

十五夜も十三夜も基本は月見団子とススキをお供えします。

ススキをお供えするのは、ススキが稲穂に似ているから。やはりススキも収穫に関連があるようです。また、ススキではなく稲穂そのものをお供えする地域もあるようです。

なおススキはその先端が鋭いところから魔よけの力があるとも伝えられています。

ところで十五夜も十三夜もその年の農作物の収穫に関係した行事です。そのため、月見団子とススキ以外にもお供えをするものがあります。

十五夜の場合はサトイモやさつまいもをお供えします。そのため十五夜を「芋名月」ということもあります。

また、十三夜の場合は栗や豆をお供えします。
そのため、十三夜を「栗名月」「豆名月」ということもあります。

まとめ

お月見には月見団子。

昔ながらの日本の風習は廃れつつありますが、それでも残っているものもたくさんあります。

お月見には月見団子、日本人の季節感を表すうえではとても大切な風習の一つ。

これからも秋のお月見の時期の風習を大切にしていきたいですね。


スポンサードリンク

関連記事