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半夏生の意味や風習とは!2016年はいつなの?

半夏生とは

半夏生。

読み方から迷ってしまいます。

半夏生は「はんげしょう」と読みます。

この記事では、半夏生の意味や風習とは。そして、2016年の半夏生はいつなのかについてご案内をしていきます。

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半夏生の意味とは

半夏生は雑節の一つです。

では、雑節とは何のことでしょうか。

日本の暦にはいろいろな意味が含まれています。その中の一つが雑節です。

雑節とは、季節の移り変りを適確に掴むために設けられた日のことで、1年の中で9回が雑節として定められています。

たとえば、節分や彼岸なども雑節ですが、7月に訪れる雑節が半夏生です。

では、半夏生にはどのような意味があるのでしょうか。

半夏生は節分や彼岸などと比較すると目立たない雑節です。しかし、半夏生は農家にとって、とても大切な意味をもった日とされています。

米を作る農家にとって、まず田植えが重要な行事になります。田植えの季節を間違えると、その年の収穫にも大きな影響を及ぼしてしまいます。

そこで農家は二十四節気の一つである夏至(例年では6月21日頃)から、雑節である半夏生(例年では7月2日頃)までに田植えを終えるものとされ、半夏生より後は決して田植えをしないとされていました。

半夏生は米を作る農家にとっては、とても大切な筋目の日。半夏生には、半夏生までには田植えを終わらせておくという、大切な意味が込められていたようです。

半夏生までに田植えを終え、その疲れをいやすため半夏生後の数日間は休みを取る。これが米を作る農家の長年の習慣となっていました。

もちろん、ここで書いた夏至や半夏生は現在の暦ではなく旧暦の話になります。したがって、現在の夏至や半夏生の時期とは季節的に若干のずれが生じます。

半夏生の風習とは

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半夏生には食べ物に関しての風習があることが知られています。また、食べ物という共通項はあるものの、地域によってその食べ物が異なってもいます。

そこで、半夏生の風習。半夏生に食べる食べ物について、少しだけご案内をさせていただきます。

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半夏生にタコを食べる。

これは主に関西地方での風習です。では、どうしてタコを食べるのでしょうか。その理由はタコの長い足にあるようです。

タコの長い足は海底の岩などに吸いつくようになっています。このタコの習性が、稲の根が地面にしっかりと張るようにという願いにつながったと考えられています。

タコを食べるということが豊作を願うにつながっているようです。

半夏生にうどんを食べる。

これは主に香川県での風習です。香川県は讃岐国。

昔からうどんで有名な地域ですが、半夏生にうどんを食べる風習から香川県のさぬきうどん協同組合では毎年7月2日を「さぬきうどんの日」としています。

半夏生にサバの丸焼きを食べる。

これは主に福井県の一部に残っている風習です。福井県ではサバは貴重なスタミナ源でした。田植えが終わり厳しい夏が来るまでに体力をつけておこう。

江戸時代、福井藩主が奨励したのが始まりで、今でも半夏生にサバの丸焼きを食べるという習慣が残っているようです。

半夏生に小麦餅を食べる。

これは奈良県に残っている風習です。小麦餅とは、もち米と小麦を混ぜて作った餅にきな粉をまぶしたものです。

また、小麦を作った食べ物を食べる習慣は全国各地に残っているようです。

たとえば関東地方では小麦の焼き餅などを食べる習慣があるようですし、それ以外の地方でも半夏生に小麦を使った餅や団子が食べる習慣が残っている場所も多いようです。

あとは、簡単に列記をすると、

出雲地方では、米粉を熊笹の葉で巻いて蒸した団子「笹巻」を食べる習慣。愛知県では、無花果(イチジク)の田楽を食べる習慣などが知られています。

さいごに 半夏生2016年はいつなの

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半夏生の日は毎年異なります。

半夏生の日は夏至から数えて11日目頃とされていますが、正式には黄径100度を太陽が通過する日とされています。

半夏生の日は概ね7月2日に到来するとされています。たとえば、2013年から2015年までの3年間は7月2日でした。

しかし、2016年の半夏生は7月2日ではありません。

2016年の半夏生は7月1日になります。

旧暦と新暦では季節感のずれがあるものの食べ物に関する風習については、これからも残っていくと良いですね。


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